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Kanazawahaku – 金沢箔 | 清雅堂 クラフト & ライフスタイルショップ

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2017.05.16 Tue

Kanazawahaku – 金沢箔

Kanazawahaku – 金沢箔

金を1万分の1〜2ミリほどに打ち延ばした金箔。
古くから寺社仏閣をはじめ、漆器、陶器などさまざまな工芸品に使われてきました。
現在、日本では金箔の99%以上が金沢で生産されています。

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Kanazawahaku - 金沢箔 金箔スケボー

金箔スケボー

金箔スケボー

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<金沢箔の歴史>

金沢箔の起源は古く、いつごろから始まったのかは定かではありません。はっきりとした最古の記録は、およそ400年前。文禄2年(1593年)、加賀藩初代藩主・前田利家が、七尾で金箔、金沢で銀箔を製造するよう命じた書が残っています。
しかし江戸時代の寛文7年(1667年)、幕府は貨幣の統制のため、金銀銅の地金を管理。元禄9年(1696)には全国の金・銀箔の製造と販売も禁止されました。金沢における箔打ちも一度は途絶えたかと思われましたが、統制下においても、金沢城の修復や、破損した箔の打ち直し等を名目に、その技術は脈々と受け継がれました。
 明治2年(1869年)、170年にわたる長い統制が廃止されると、金沢の箔生産量は増加し始めます。品質と価格の安定をはかり、金沢市の代表的な産物として成長を遂げます。その後、第二次世界大戦や、騒音規制法など、数々の浮き沈みを経てもなお、今日まで発展を続けています。

<金箔の製造工程>

 金箔をはじめとする箔はどのように作られるのでしょうか?400年以上前から伝わる金沢伝統箔について見てみましょう。この金沢伝統箔は「縁付」と呼ばれます。
一口に金箔と言ってもその色合いは一様ではありません。純金で作られる純金箔に始まり、微量の銀や銅を加えた合金を用いて、様々な色合いの箔が作られます。それぞれの色を忠実に再現するため、加える金属の種類や比率は細かく定められています。

1.金合わせ・延金・澄打ち

まず原料となる金属を1300℃の高温で溶かします。これを冷まして圧延機で帯状に延ばし、延金(のべがね)と言われる状態にします。
この延金を5cm角に切ったものを澄打ち紙と呼ばれる紙に挟みます。それを数百枚重ねたものを、澄打ち機でまんべんなく打ち延ばします。延ばせば延ばすほど、面積は大きくなるため、途中カットしてその各片をさらに延ばす作業を、厚さが1000分の1ミリになるまで続けます。金片はその段階ごとに、小兵(こっぺ)→荒金(あらがね)→小重(こじゅう)→大重(おおじゅう)と呼び名が変わります。その後、澄打ち紙からハトロン紙に挟みかえて、艶消しをし、専用の包丁で20cm角に切りそろえた状態のものを上澄(うわずみ)と呼びます。

2.箔打ち

先ほどの上澄を10片前後に切りわけたものを、1800枚の箔打ち紙の束に1片ずつ挟みます。この束を革で包み、箔打ち機でさらに薄く打ち延ばしていきます。打つことにより熱を持つので、途中紙の束を小分けに開いて冷ましては、再度打ち延ばすという作業を数回繰り返します。こうして上澄を10cm角になるまで延ばします。
 10cm角になった上澄は小間(こま)と呼ばれます。この小間を、今度は、まま紙と呼ばれる仕上げ用の箔打ち氏に挟みかえます。そしてこの紙の束を前段階と同様にまた革でくるみ、途中何度か冷ましながら再度打ち延ばしていきます。そしてさらに薄く、1万分の1ミリまで延ばされた小間が、初めて「箔」と呼ばれるのです!
このうち上がった金箔を、今度は広物帳というミツマタ紙で作られた帳面状の紙束に1枚1枚検品しながら挟み込んでいきます。この作業は「抜き仕事」と呼ばれます。

3.箔うつし

次は裁断です。広物帳の金箔を、鹿革を張った板に竹箸で一枚ずつ移しかえ、竹枠を用いて規定サイズの正方形(標準は三寸六分=10.9cm角ですが、他にも数種あります)に裁断します。これを箔合紙とよばれる紙に挟み、100枚を1セットとして糸で束ねて完成です。この作業は「移し仕事」と呼ばれます。

<紙の重要性>

このように、伝統的な金箔づくりとは、細心の注意と根気を必要とする高度な技術であることがわかります。
また、その工程ごとに使われる「紙」が、箔づくりにおいては非常に重要な役割を担っています。とりわけ箔打ち紙の仕込みは、箔打ち職人の仕事の中でも最も重要と言われ、職人は半年ほどもかけて和紙を藁の灰汁や柿渋に浸しては打つ、という「仕込み」を行います。この紙の仕込みが出来てこそ、箔職人としては一人前だと言われています。

<伝統箔と現代箔>

伝統的な金沢箔は「縁付」とも呼ばれます。これは出来上がった金箔が一回り大きい箔合紙に載っているため、縁どられているように見えるためです。
近年においては、効率的に量産できる「現代箔」も盛んに生産されています。現代箔では、カーボン粉末を塗布したグラシン紙を箔打紙として用います。仕上げの裁断は数百枚重ねた状態で一気に切り落とすため、伝統箔のように「縁付」とはならず、その様子から「断切」とも呼ばれています。
 いずれも、それぞれに適した用途に役立てられています。

高い湿度や箔打紙作りに欠かせない良質の水に加え、金沢に根差す粘り強い職人気質に支えられ、今日に至るまで発展してきた金沢の箔づくり。
今後も日本独自の伝統工芸として継承されていくことでしょう。

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